リナリアの咲く季節には、キミが隣に。
「なにもいりません!迷惑はかけません!」
ははっと笑った先輩。
「面白いなぁ、菫ちゃんは。毎週火曜日七時三十分、ここに集合ね。朝早いけど、ちゃんと起きれる?」
さらっと私の名前を呼んでくれた。
これって些細なことなのかな?
でも、好きな人に名前を呼ばれるって、こんなに嬉しくて胸がときめいて、笑みが溢れてしまうことなんだ。
「はい!寝坊なんて絶対にしません!南先輩」
先輩と同じ時間を過ごせるなら、他に何もいらないよ。
——その時は、本気でそう思ったんだ。
恋の始まりは、つらさよりもトキメキが勝ったみたいだ。
次の火曜日まで待ち遠しかった。でも、そんな時間すら楽しかった。
先輩の顔を思い浮かべて、どんな会話をしようとか。
片想いってつらいって聞いてたけど、こんなに楽しくていいのだろうか?
ははっと笑った先輩。
「面白いなぁ、菫ちゃんは。毎週火曜日七時三十分、ここに集合ね。朝早いけど、ちゃんと起きれる?」
さらっと私の名前を呼んでくれた。
これって些細なことなのかな?
でも、好きな人に名前を呼ばれるって、こんなに嬉しくて胸がときめいて、笑みが溢れてしまうことなんだ。
「はい!寝坊なんて絶対にしません!南先輩」
先輩と同じ時間を過ごせるなら、他に何もいらないよ。
——その時は、本気でそう思ったんだ。
恋の始まりは、つらさよりもトキメキが勝ったみたいだ。
次の火曜日まで待ち遠しかった。でも、そんな時間すら楽しかった。
先輩の顔を思い浮かべて、どんな会話をしようとか。
片想いってつらいって聞いてたけど、こんなに楽しくていいのだろうか?