短編☆あいつ
「どうしたの?」
突然叫び出した俺に
心底不思議そうな顔を向ける。
いやいやいやいや、
「お前、俺が好きなの?」
そう、
まずはここからだよな。
「うん。」
即答ぉーーー!!!
生粋のブラコンは
まさかまさかで
俺に恋してたーーー!!
「マジおもしろ。」
俺の顔と反応を見て
肩を揺らす兄貴。
「お前鈍いな。無口なこいつが他人と喋るなんてレアだぞ?しかも家に上げるなんてまさに奇跡だって。」
クスクス笑いながら
軽々と驚異の告白!