君のこと、釣ってもいいですか?
第一章
あれから1週間。

私は毎日あの場所に通ってる。

「おかえりー」

「·····」

「なんだよ

まだ喋れないのか?」

金髪の人の名前は大翔(ひろと)くん。

「お前がぐいぐい行くからだ。」

眼鏡をかけてる朔(さく)くん。

「僕とはお話するもんねー」

私より小さく可愛い結珠(ゆず)くん。

「喋りたかったら喋るだろ」

私をここに誘ってくれた詩(うた)くん。
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