君のこと、釣ってもいいですか?
けどそれは

男の子が立っている足元だ。

4人男の子がいる場所になんて

私は座れるわけが無い。

「·····大丈夫です」

ここから歩いて5分の場所に

家はあるから

このまま走って逃げよう、

そう思い後ろを振り返った時、

「待って!」

腕を掴まれていた。

「はっ離してください!」

慌てて私は手を振り払った。
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