君のこと、釣ってもいいですか?
翌日、私は必死だった。

バレたら嫌われる。

だからバレないようにしないと。

「う、詩くん!

おはようございます!」

「おー、笑咲おはよ。」

いつもと変わらない詩くん。

私は緊張していた。

初めての恋心と、

隠したい過去のこと。

「どした?」

優しい顔の詩くん。

どうか隣にいれますように。
< 55 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop