君のこと、釣ってもいいですか?
「笑咲、おはよ。」

詩くんはいつもと変わらず。

だから私も

いつもと変わらず返事をする。

「おはようございます!

詩くん。」

だけどどこか胸が痛い。

なんでだろう。

「振った相手に失礼なんじゃない?」

結珠くんが私の前に立った。

「どういう事だよ。」

詩くんは少し困っている。

「わかんないならいい。」
< 76 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop