君のこと、釣ってもいいですか?
「あ·····」

詩くんが向いている方向は海。

つまり私は海側に押された。

━━━バッシャーン━━━

「ぷはっ」

「笑咲大丈夫かー?」

上から大翔くんの声がした。

「だ、大丈夫で」

━━ボチャン━━

何故か結珠くんは

私の横に飛び込んだ。

「ぶはっ」

「ゆ、結珠くん!?」
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