SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
私達は診察を終えて、診察室の外に出ると吉良さんが待合のソファに腰を下ろして待って居た。
「会いに来たよ…葉月さん」
私の姿を見るなり、笑顔で手を振って腰を上げた。
「吉良お前…」
航さんと言えば…吉良さんの姿を見た途端、身を構える。
「会う約束していただろ?藤堂」
「会う約束はしていたが…まさか…東亜で会うなんて…思いもよらなかったぞ」
「鹿沼先生は俺が紹介した医者だ…まぁ―俺は東亜の神崎院長に挨拶に来ただけだ。そうしたら偶然…君達が診察に来てると言うから…あ・・・俺、正式に『ジーザス』日本法人の取締役に就いたから…よろしく」
「それは、おめでとう…」
「何だか…キモチが篭ってないな…藤堂」
「社長…」
「諏訪部さん…」
「会いに来たよ…葉月さん」
私の姿を見るなり、笑顔で手を振って腰を上げた。
「吉良お前…」
航さんと言えば…吉良さんの姿を見た途端、身を構える。
「会う約束していただろ?藤堂」
「会う約束はしていたが…まさか…東亜で会うなんて…思いもよらなかったぞ」
「鹿沼先生は俺が紹介した医者だ…まぁ―俺は東亜の神崎院長に挨拶に来ただけだ。そうしたら偶然…君達が診察に来てると言うから…あ・・・俺、正式に『ジーザス』日本法人の取締役に就いたから…よろしく」
「それは、おめでとう…」
「何だか…キモチが篭ってないな…藤堂」
「社長…」
「諏訪部さん…」