SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
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そして、また…二人で住む高級マンションに着いた。
「ありがとう…桐谷君」
「いえ…では、明日また…八時にお迎えに上がります…社長」
「頼む」
私達は桐谷さんとマンションの前で別れた。
緑の木々に囲まれたタワーマンションの高層階で新婚生活を始めた私達。
でも、航さんの秘書に就き、一年位しか記憶のない私は未だに彼と結婚したコトが信じられなかった。
帰りがけに立ち寄ったスーパー『レオン』で購入したお弁当が今夜の夕食。
でも、私はキッチンに立ち、味噌汁とほうれん草の胡麻和えと簡単な副食を作った。
「こうして君がキッチンに立つ姿を見ていると…俺達は本当に結婚したんだと実感するよ」
航さんはカウンターテーブルにスツールに腰を下ろして、キッチンに立つ私を見つめる。
そして、また…二人で住む高級マンションに着いた。
「ありがとう…桐谷君」
「いえ…では、明日また…八時にお迎えに上がります…社長」
「頼む」
私達は桐谷さんとマンションの前で別れた。
緑の木々に囲まれたタワーマンションの高層階で新婚生活を始めた私達。
でも、航さんの秘書に就き、一年位しか記憶のない私は未だに彼と結婚したコトが信じられなかった。
帰りがけに立ち寄ったスーパー『レオン』で購入したお弁当が今夜の夕食。
でも、私はキッチンに立ち、味噌汁とほうれん草の胡麻和えと簡単な副食を作った。
「こうして君がキッチンに立つ姿を見ていると…俺達は本当に結婚したんだと実感するよ」
航さんはカウンターテーブルにスツールに腰を下ろして、キッチンに立つ私を見つめる。