SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
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ジョギングから帰って来た航さんも桐谷さんの姿に驚いた。
「桐谷?」
丁度朝食の支度を終え、ダイニングテーブルに料理を並べているタイミングで航さんが帰って来た。
「おはよう御座います。社長…お迎えに来ました」
「お迎えにしては早くないか?」
「…すいません…渡しそびれた資料があって・・・」
「予備のカードキーを渡したと言え、連絡なしに入って来るのは無粋だぞ…桐谷」
「申し訳ありません…」
「後は私がするから…航さんにその資料を渡して…」
「俺は着替えて来るから。後でいいよ…」
と航さんはそう言い捨て、奥の部屋に行ってしまった。