SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
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フカヒレに北京ダック、アワビに伊勢海老と中華の王道コースのランチメニューを楽しむ。
「テイクアウトもできるようですよ。桐谷さんにお土産としてテイクアウトしましょう。社長」
「・・・葉月はやたら桐谷を構うな…」
「私達の為に朝食も作ってくれたし…ちょっとしたお礼ですよ…」
「あれはアイツが勝手に作ったんだ。お礼なんてする必要ないさ」
彼は冷たく言い放ち、自分はフカヒレスープを啜る。
「もしかして…航さんって…会長に似て独占欲強めですか?」
「俺は別に…桐谷に嫉妬なんてしてないぞ…」
航さんは向きに返す。
――――こんなに感情が表に出る人だったっけ?
社長も独占欲強めとは・・・
会長の遺伝子がしっかりと受け継がれているようだ。
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フカヒレに北京ダック、アワビに伊勢海老と中華の王道コースのランチメニューを楽しむ。
「テイクアウトもできるようですよ。桐谷さんにお土産としてテイクアウトしましょう。社長」
「・・・葉月はやたら桐谷を構うな…」
「私達の為に朝食も作ってくれたし…ちょっとしたお礼ですよ…」
「あれはアイツが勝手に作ったんだ。お礼なんてする必要ないさ」
彼は冷たく言い放ち、自分はフカヒレスープを啜る。
「もしかして…航さんって…会長に似て独占欲強めですか?」
「俺は別に…桐谷に嫉妬なんてしてないぞ…」
航さんは向きに返す。
――――こんなに感情が表に出る人だったっけ?
社長も独占欲強めとは・・・
会長の遺伝子がしっかりと受け継がれているようだ。