SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
会長夫妻にも私の妊娠を報告。
藤堂家は私のおめでたで喜びに沸いていた。
しかし、次第に悪阻で体調を悪くして入院する始末。
「ゴメンなさい…航さん」
「いいんだよ…葉月」
「・・・秘書として復帰したばかりなのに…」
「大丈夫だ・・・俺には桐谷が居るから…仕事のコトは気にするな…葉月」
「俺に全て一任してください…奥様」
航さんの隣で控えていた桐谷さんが私に言った。
航さんは今は私よりも桐谷さんの方を頼りにしていた。
「だから…葉月は赤ちゃんのコトだけを考えていればいい…」
「あ、はい…」
私は航さんから頼りにされる為に今まで秘書に仕事に邁進して来た。
寂しいような気もするけど、今は航さんの言う通り…赤ちゃんのコトを考え、養生しないと。
コンコンとノックして、槇村先生が入って来た。
「あ…槇村先生…」
「具合はどうですか?」
槇村先生が私の様子を伺う。
「大丈夫です…」
「点滴で気分が悪くなったら、遠慮せずに言って下さい…藤堂社長…少しお話があるので、俺と一緒に来て頂けますか?」
「ん、あ・・・分かりました…」
藤堂家は私のおめでたで喜びに沸いていた。
しかし、次第に悪阻で体調を悪くして入院する始末。
「ゴメンなさい…航さん」
「いいんだよ…葉月」
「・・・秘書として復帰したばかりなのに…」
「大丈夫だ・・・俺には桐谷が居るから…仕事のコトは気にするな…葉月」
「俺に全て一任してください…奥様」
航さんの隣で控えていた桐谷さんが私に言った。
航さんは今は私よりも桐谷さんの方を頼りにしていた。
「だから…葉月は赤ちゃんのコトだけを考えていればいい…」
「あ、はい…」
私は航さんから頼りにされる為に今まで秘書に仕事に邁進して来た。
寂しいような気もするけど、今は航さんの言う通り…赤ちゃんのコトを考え、養生しないと。
コンコンとノックして、槇村先生が入って来た。
「あ…槇村先生…」
「具合はどうですか?」
槇村先生が私の様子を伺う。
「大丈夫です…」
「点滴で気分が悪くなったら、遠慮せずに言って下さい…藤堂社長…少しお話があるので、俺と一緒に来て頂けますか?」
「ん、あ・・・分かりました…」