SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
ようやく子宮口全開した。
「後少しだ…葉月、がんばれ!!」
「頭が見えて来たわよ…藤堂さん…」
航さんと森本さんに励まされ、私もラストスパートを試みる。
「藤堂さん…」
槇村先生が私の元に来た。
「頭が見えてますが…肩が…」
森本さんの心配そうな声で一瞬不安が過る。
「わかった…赤ちゃんの肩が産道でつかえいるようだから…少し赤ちゃんの体を旋回させますね」
槇村先生はそう説明して、手を入れて、赤ちゃんの体を旋回させる。
断続的に続いた激しい陣痛の痛み。
既に体はその痛みに慣れ、麻痺していた。
槇村先生の手技によって旋回させた赤ちゃんの体はスルッと出てきた。
そして、次の瞬間赤ちゃんは元気な産声を上げた。
「おめでとう…藤堂さん…元気な男の子ですよ…」
「・・・葉月…よく頑張ったよ!!」
「うん…」
航さんと私は赤ちゃんの誕生を喜び合う。
「後少しだ…葉月、がんばれ!!」
「頭が見えて来たわよ…藤堂さん…」
航さんと森本さんに励まされ、私もラストスパートを試みる。
「藤堂さん…」
槇村先生が私の元に来た。
「頭が見えてますが…肩が…」
森本さんの心配そうな声で一瞬不安が過る。
「わかった…赤ちゃんの肩が産道でつかえいるようだから…少し赤ちゃんの体を旋回させますね」
槇村先生はそう説明して、手を入れて、赤ちゃんの体を旋回させる。
断続的に続いた激しい陣痛の痛み。
既に体はその痛みに慣れ、麻痺していた。
槇村先生の手技によって旋回させた赤ちゃんの体はスルッと出てきた。
そして、次の瞬間赤ちゃんは元気な産声を上げた。
「おめでとう…藤堂さん…元気な男の子ですよ…」
「・・・葉月…よく頑張ったよ!!」
「うん…」
航さんと私は赤ちゃんの誕生を喜び合う。