SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
出産後、槇村先生から私は肩甲難産だったと聞かされた。
原因は赤ちゃんが巨大児、母体側の糖尿病、急な体重増加など様々な要因で発生するらしい。
私の場合は急な体重増加が原因だと槇村先生から説明を受けた。
私は赤ちゃんの為にとたくさん食べて、その結果…プラス15キロ体重が増加していた。
槇村先生も私の体重増加を気にしていたが、想定範囲だと思っていたらしい。
手技で娩出が困難な場合は赤ちゃんの頭を産道に戻して、緊急帝王切開もあり得た。
「大変だったね…葉月さん」
「いえ・・・」
出産から二日後、航さんはお義父さんとお義母さんを伴い、私の見舞いに訪れた。
「航さん…赤ちゃんの名前…決めてくれました?」
赤ちゃんの性別が男の子なら航さん、女の子なら私が名前を決める。
奏出産前に約束していた。
「決めたよ…名前は和巳(カズミ)だ。藤堂和巳」
「和巳君か…」
「私たちは和巳君に会いに行くわね…」
「あぁ」
二人は新生児室に居る和巳を見に病室を出た。
原因は赤ちゃんが巨大児、母体側の糖尿病、急な体重増加など様々な要因で発生するらしい。
私の場合は急な体重増加が原因だと槇村先生から説明を受けた。
私は赤ちゃんの為にとたくさん食べて、その結果…プラス15キロ体重が増加していた。
槇村先生も私の体重増加を気にしていたが、想定範囲だと思っていたらしい。
手技で娩出が困難な場合は赤ちゃんの頭を産道に戻して、緊急帝王切開もあり得た。
「大変だったね…葉月さん」
「いえ・・・」
出産から二日後、航さんはお義父さんとお義母さんを伴い、私の見舞いに訪れた。
「航さん…赤ちゃんの名前…決めてくれました?」
赤ちゃんの性別が男の子なら航さん、女の子なら私が名前を決める。
奏出産前に約束していた。
「決めたよ…名前は和巳(カズミ)だ。藤堂和巳」
「和巳君か…」
「私たちは和巳君に会いに行くわね…」
「あぁ」
二人は新生児室に居る和巳を見に病室を出た。