SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
「どうやら俺は知らない間に君に好意を寄せていたようだ…」

じゃ昨日の言葉は私に好意を寄せていたから出た言葉。

「俺も今から君を女として見る。まずは今夜二人でディナーデートしよう。店はちゃんと俺が予約したから…心配するな」

「え、え・・・あ・・・」

「これは社長命令だ…早波さん」

「社長…」

「君はまだ俺の秘書だ。命令は絶対だぞ。返事は?」

「え、あ…分かりました」

三年も一緒に居たが、社長という人間が分からなくなった。

しかし、誰かの入れ知恵だと思う。
心当たりがあると知れば、その人物は一人しかいない。
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