SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
とりあえず、遊佐課長の考えてくれた作戦を実行して、彼女からの承諾を得た。
「あの…社長」
早波さんが俺をジッと見ている。
彼女の上目遣いの瞳にドキッとした。
俺をそんな目で見ないでくれ。
不埒な気分になる。
俺は書類で顔を隠して、彼女の視線を遮った。
「社長…書類逆さまですよ」
「えっ!?」
俺は自分の持っている書類を見た。
「あ…俺としたコトが…」
俺は彼女に指摘されるまで、書類の逆さまに気づかなった。
何たる不覚。
早波さんは俺の失態をクスクス笑う。
背中には変な汗が滲んで、顔は羞恥で紅くなる。
真面目な顔で仕事をこなす早波さん。社長室で彼女の笑顔を見たのは初めてかもしれない。
「あの…社長」
早波さんが俺をジッと見ている。
彼女の上目遣いの瞳にドキッとした。
俺をそんな目で見ないでくれ。
不埒な気分になる。
俺は書類で顔を隠して、彼女の視線を遮った。
「社長…書類逆さまですよ」
「えっ!?」
俺は自分の持っている書類を見た。
「あ…俺としたコトが…」
俺は彼女に指摘されるまで、書類の逆さまに気づかなった。
何たる不覚。
早波さんは俺の失態をクスクス笑う。
背中には変な汗が滲んで、顔は羞恥で紅くなる。
真面目な顔で仕事をこなす早波さん。社長室で彼女の笑顔を見たのは初めてかもしれない。