SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
「そうですが…そう簡単には…」
私は語尾を濁して返す。
社長と秘書の関係で三年間。私達は過ごして来た。
急に男として見ろと言われても、そう容易く三年間の関係は崩せない。
「まぁ、そうだな…俺も難しいな…」
と社長もポツリと呟いた。
ネオンで煌めいた銀座の夜の街に入った。
『ダイヤモンドホテル銀座』に到着した。
銀座の一等地とも言われる場所に聳える老舗ホテル。大手ゼネコン『桐生建設』が手掛けたコトで有名だった。
上沼さんは私達をホテルの前で下ろす。
「今夜泊まるから…帰っていいぞ…」
と上沼さんを邸宅に帰した。
明日は『順天堂』の白石会長主催のゴルフコンペ。
社長は準備していた明日用のゴルフバックと衣類の入ったボストンバックを持って、ホテルのエントランスを潜り、リザーブした部屋のキーをフロントから受け取った。
私は語尾を濁して返す。
社長と秘書の関係で三年間。私達は過ごして来た。
急に男として見ろと言われても、そう容易く三年間の関係は崩せない。
「まぁ、そうだな…俺も難しいな…」
と社長もポツリと呟いた。
ネオンで煌めいた銀座の夜の街に入った。
『ダイヤモンドホテル銀座』に到着した。
銀座の一等地とも言われる場所に聳える老舗ホテル。大手ゼネコン『桐生建設』が手掛けたコトで有名だった。
上沼さんは私達をホテルの前で下ろす。
「今夜泊まるから…帰っていいぞ…」
と上沼さんを邸宅に帰した。
明日は『順天堂』の白石会長主催のゴルフコンペ。
社長は準備していた明日用のゴルフバックと衣類の入ったボストンバックを持って、ホテルのエントランスを潜り、リザーブした部屋のキーをフロントから受け取った。