SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
私も社長がボーイに何を訊いたのか気にしながらも椅子に座るなり、自然とカラダから力が抜け、寛いでしまった。
「井上社長はこの並びの個室でディナーを楽しまれているようだ。挨拶しようかと思うがどうだろうか?」
「えっ?あ…」
相手の女性は奥様じゃなく、絶対に愛人か、社長が贔屓にしている水商売の女性かもしれない。
私は背筋を伸ばして切り返した。
「それは止めた方が宜しいかと…社長、井上社長がお連れになっている女性は奥様はありませんよ」
人目を忍び、ディナーを楽しむ二人の元に社長が挨拶に行ってはバツが悪い。
私はやんわりと社長を制した。
「井上社長はこの並びの個室でディナーを楽しまれているようだ。挨拶しようかと思うがどうだろうか?」
「えっ?あ…」
相手の女性は奥様じゃなく、絶対に愛人か、社長が贔屓にしている水商売の女性かもしれない。
私は背筋を伸ばして切り返した。
「それは止めた方が宜しいかと…社長、井上社長がお連れになっている女性は奥様はありませんよ」
人目を忍び、ディナーを楽しむ二人の元に社長が挨拶に行ってはバツが悪い。
私はやんわりと社長を制した。