SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
食後、互いに身支度を整える。
私は洗面ルームで髪を整え、メイクを施す。
戻ると航さんはベージュのチノパンにグリーンのゴルフブランドのロゴ入りのポロシャツに上から軽く薄手のパーカーを羽織り、ゴルフ仕様の恰好をしていた。
スーツ姿は見慣れているけど、ラフな格好も良く似合う。
セットしていないサラサラの黒髪を弄りながら、ソファ椅子に腰を据え、キス待ちしていた。
「遅いぞ」
私の姿を見るなり、性急に腰を上げて腰を抱き、カラダを密着させて来る。
最初はあたふたしていた彼だけど、見事にペースを掴んで恋人の甘い雰囲気を作り出す。
順応が早すぎる。私の方が追い付けなかった。
経験値の差かもしれない。
「航さん…」
「葉月に名前を呼ばれる度に不思議な感覚を感じるけど…慣れたら、こんな風に思わなくなるんだろうな…」
彼は柔らかな笑みを浮かべて、私の熱い眼差しで見つめた。
私は洗面ルームで髪を整え、メイクを施す。
戻ると航さんはベージュのチノパンにグリーンのゴルフブランドのロゴ入りのポロシャツに上から軽く薄手のパーカーを羽織り、ゴルフ仕様の恰好をしていた。
スーツ姿は見慣れているけど、ラフな格好も良く似合う。
セットしていないサラサラの黒髪を弄りながら、ソファ椅子に腰を据え、キス待ちしていた。
「遅いぞ」
私の姿を見るなり、性急に腰を上げて腰を抱き、カラダを密着させて来る。
最初はあたふたしていた彼だけど、見事にペースを掴んで恋人の甘い雰囲気を作り出す。
順応が早すぎる。私の方が追い付けなかった。
経験値の差かもしれない。
「航さん…」
「葉月に名前を呼ばれる度に不思議な感覚を感じるけど…慣れたら、こんな風に思わなくなるんだろうな…」
彼は柔らかな笑みを浮かべて、私の熱い眼差しで見つめた。