SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
「航…お前…恋人が出来たようだな。もしかして、いつも一緒に居る秘書の早波さんか?」

「えっ!?どうしてわかるんですか?」

「顔に書いてあったぞ。『俺は早波さんに惚れてます』って…」
「俺はそんな…公私混同するような人間ではありませんよ」

「そうか?」
達生さんは俺をグーズグレーの目でジッと見つめる。
会長と同じ珍しい瞳の色。
彼らには何でもお見通しなようで怖い。

「・・・あーあ、父さんのボールが池ポチャしたぞ…航。見に行くぞ!!」
「はい…」

俺達は話を畳んで、池ポチャした会長のボールを見に行った。
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