SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
「俺、変なコト言ったか?」
航さんは意地悪な笑みを浮かべて、紅くなった私の顔を不敵に眺める。
クールで寡黙だった航さん。
私に恋して頭の捩子が外れたようだ。
「航さん、キャラ変わりました?」
「そうか?」
皆と披露宴を楽しく過ごす為、衣装替えはあえて省いた。
ウエディングドレスとフロックコート姿のまま、披露宴を終えた。
ようやく二人だけの時間となる。
ホテルの最高級クラスの部屋・エクゼティブスイートに泊まり、明日の昼の便で、オーストリアに旅立つ。
オーストリアをハネムーンに選んだのは航さん。
私が語学留学する国だと訊いて、私に内緒で決めたハネムーン。
私が行こうとしていたのはオーストラリアだとはまだ言っていない。
オーストリアは音楽の都・ウィーンを首都に持つヨーロッパの国。
まだ、オーストリアには行ったコトが無いし、今から楽しみだった。
航さんは意地悪な笑みを浮かべて、紅くなった私の顔を不敵に眺める。
クールで寡黙だった航さん。
私に恋して頭の捩子が外れたようだ。
「航さん、キャラ変わりました?」
「そうか?」
皆と披露宴を楽しく過ごす為、衣装替えはあえて省いた。
ウエディングドレスとフロックコート姿のまま、披露宴を終えた。
ようやく二人だけの時間となる。
ホテルの最高級クラスの部屋・エクゼティブスイートに泊まり、明日の昼の便で、オーストリアに旅立つ。
オーストリアをハネムーンに選んだのは航さん。
私が語学留学する国だと訊いて、私に内緒で決めたハネムーン。
私が行こうとしていたのはオーストラリアだとはまだ言っていない。
オーストリアは音楽の都・ウィーンを首都に持つヨーロッパの国。
まだ、オーストリアには行ったコトが無いし、今から楽しみだった。