SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
牡の欲望を全身で滾らせながらも、私のカラダを優先的に気遣ってくれる航さん。
何度か挑戦している間に私のカラダも慣れて来た。

「ありがとう…葉月」

航さんはようやく最奥へと辿り着き、私を愛しそうに見て、頬に優しくキスをした。
最初はスローだった彼の律動も次第に激しくなっていく。

ベットのシーツは乱れ、彼の激しい動きでベットが軋んだ。

******



頬に感じる誰かの視線。

目を開けるとバスローブ姿の航さんがベットに腰を下ろして、私を見つめていた。

「!?」

私は慌てて飛び起きて彼と目線を合わせた。

「おはよう御座います」

「・・・起きるのはいいけど…葉月…自分の恰好見ろよ」

「えっ!?あ・・・」

私は自分が全裸なのに気づき、大慌てで布団を被る。

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