先生のおかげ
1週間が過ぎた。
学校での先生は、いつもと変わりなかった。
いつも、女子生徒に囲まれていた。

無視して通りすぎようとした。
「吉川日直だろ!
 プリント集めて、後で、持ってきて。」
「はい。」

先生に持って行った。
「今日、来れるか?
 会議だけど、終わったらすぐ帰る。
 ご飯一緒に食べよ。」
「はい。」
「鍵渡しておくから、入ってて。」
「はい。」

学校終わり、自宅に着替え、先生のウチに向かった。
すると、鍵が開いていた。
中に入ると、女の人がいた。
「翔ちゃん、おかえり。」
「あっ。」
「誰?」
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