先生のおかげ
自宅前に、先生がいた。
「なんでいるの?」
「吉川が家にいないから、自宅にきた。
何してたんだ?
また、援助交際か?」
先生は怒っていた。

「関係ないでしょ?
中途半端な優しさなんて、マジでウザい。
かえって。」
私は、家の中に入って閉めようとした。
先生が足でドアを止めた。
中に入ってきた。

「吉川、俺が適当に優しくしたと思ってたの?吉川だから、心配だったから。」

「彼女いるんでしょ?
生徒だから優しくしただけでしょ?
そんな偽善いらない。」
「は?彼女?いないし。」
「先生の家に行ったら、来てたよ。」

「え?あー、ごめん。姉貴だ。」
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