【BL】猫系先輩と犬系後輩
「母さんも客人の前ですから、詳しくはまた後日で。郁也皆を永和の部屋へ御案内して」
「かしこまりました」
永和のお兄さんの呼びかけに郁也が俺達に近づき
「御案内致します」
いつもの雰囲気とは全然違った
少し歩いて
永和の部屋らしき場所へ案内された
「先輩達何で今日来たんすか…」
「あ、郁也だ」
「今日は奥様が居るからピリつくのに……」
「お前ここで何やってんの?」
「俺は永和の執事なんです」
もうここまで来たら何も驚かない
「郁也皆に飲み物頼む」
「OK。皆さん何飲みたいですか?」
「何でも…」
いつもの砕けた郁也で安心した