【BL】猫系先輩と犬系後輩
噛んでしまったことへの後悔はない
ただ、嫌がる先輩を押さえつけて噛んでしまったことに後悔している
合わせる顔が無いんだ
「泉、三保、来なさい」
教室に現れた先生に呼ばれ俺達はクラスメイトの群れから離脱
「………泉がアルファなのは知っていたがまさか鈴音グループの御曹司とはなぁ…」
「御曹司って言っても兄貴が継承するんで俺はあまり関係ないです」
「三保はどういう関係なんだ?」
「郁也は俺の執事です」
「執事!?」
住む世界が違うなと先生はぼやきながら応接室へ向かった