【BL】猫系先輩と犬系後輩
全てがうまく行き過ぎて不安になるくらい
「春さん、来月の15日有給にしときましたから」
「あーありがと」
「楽しみですね」
来月の15日は春永の卒園式
もう卒園なのかと思うと感慨深く
「駄目だ……泣く」
「……そんなんで当日どうするんすか」
子供産んでから涙腺が緩い
「おはようございます。春さん何飲まれますか?」
可愛い我が子と戯れていると郁也が朝食を持ってリビングに入って来た
「コーヒーで」
「かしこまりました」
郁也はすっかり執事が板に付き俺や永和のスケジュール管理や
私生活の補佐までバッチリだ