【BL】猫系先輩と犬系後輩
「春さん、あとは永和と一緒に居なさい」
「もういいんですか?」
「はい。充分周りにはオメガの存在を知らせることは出来たかと」
永人さんも満足そうだし
「永和?」
ここから離れようと思ったら永和に腰を引かれそのまま会場から出た
「ひさ?会場残ってた方が……んぅ…」
会場外へ出るなり人影の居ない非常階段に追いやられキスされた
何だ?
「ひさぁ……んんっ…」
自分が納得したのかしばらくしてようやく離してくれた
息持たない……
脱力する俺を抱える永和
「すいません……少し不安になって」
「不安?」
「また、春さんが余計なこと考えて離れるのでは……って」
そうか……
俺が今まで散々離れようとしたから