【BL】猫系先輩と犬系後輩
「おい永和!!お前何考えてんだ」
「ちょっと黙って下さい」
「は?」
こいつも結局オメガを見下してんのか
「ひ……さと」
俺も結局アルファには勝てない
どれだけ喧嘩が強くても
アルファの支配する本能に逆らえない
永和はチェックインを済ませて部屋に連れ込むなり俺を
シャワー室に押し込んだ
「春先輩……国光先輩に連絡取れますか?」
シャワー室に俺だけを押し込み扉越しに永和の声が聞こえる
「取れるけど」
「番の居るアルファか、信頼出来る人をお迎えに呼んでシャワー室の鍵掛けて下さい」
「永和、言ってる意味が……」
「いいから!!」
永和の怒鳴り声に俺も何も言わなくなり
大人しく時雨に連絡した