【BL】猫系先輩と犬系後輩
その翌日
「どうした!?その頭」
春の髪色はピンクになっていた
「舐められねぇように」
「それ、余計に目を付けられない?」
「喧嘩も強くなって誰にも負けねぇようにする」
「そっか……」
春なりの覚悟なんだと思う
だから
「しぐ!?」
「俺も染めた」
「染めた……って。それにピアスまで」
「似合うだろ〜」
俺も金髪にしてピアスを開けまくった
ピアスは痛みを植え付けたかっただけ
春の受けた痛みはこんなものじゃないだろうけど
それでも痛みを分かち合いたかった
「俺達馬鹿だなぁ……」
春が笑っていてくれたらいいんだよ