【BL】猫系先輩と犬系後輩
「先輩、俺先輩の運命の番ですから頼って下さい」
そう笑う永和に俺も肩の力が抜けた
幹人に対して身構えすぎていたんだろうか
「しぐ、悪かった」
「いや、俺も悪かったよ。春のこと分かってるつもりだったから」
「分かってるよ」
時雨はいつも俺のこと考えてくれてる
それは俺が1番分かってる
「永和、守ってくれんだろ?」
「はい!!」
「ははっんじゃよろしく」
きっと大丈夫
幹人だってもう中学の時みたいなことはしねぇだろ
何も起きない