そろそろ喰ってもいい頃だよな?〜出会ったばかりの人に嫁ぐとか有り得ません! 謹んでお断り申し上げます!〜
***
海綿は「海綿」という生き物の「死骸」なのだと何の気なしに教えたら、花々里が酷くそれに触れることを躊躇うようになってしまった。
そのさまが、プルプル震える小動物みたいに可愛くて。
そもそもが、浴衣姿と言うだけで無条件にいつもの何割増も愛らしいというのに!
そんな姿で無防備にも転びそうになった花々里を支えて、どさくさ紛れに無理矢理抱き上げた時、俺は自分を抑えるのにかなり一杯一杯だったんだ。
だって花々里は下着を身につけていなかったからね。
それに気付いた瞬間、俺がどれだけ動揺したかなんて、キミは思ってもいないんだろうな。
さすがに下は履いているようだったけれど、上がないから……柔らかなふくらみの感触がね、その……結構しっかりと手に伝わってきて……。
花々里は妙なところで真面目なところがあるから。あれにしたってきっと、単に和装にブラは合わないとか考えてのことだったんだろうけど。
濡れてしまったら浴衣の布地が肌に張り付いて良くないかも?とか考えられない無防備なところが、何ともキミらしいというか。
それが可愛くもあり、同時に他の男の前でもそうなんだろうか?と考えさせられて、妙に落ち着かなくなってしまったんだ。
花々里は俺の許嫁なのに、って。
海綿は「海綿」という生き物の「死骸」なのだと何の気なしに教えたら、花々里が酷くそれに触れることを躊躇うようになってしまった。
そのさまが、プルプル震える小動物みたいに可愛くて。
そもそもが、浴衣姿と言うだけで無条件にいつもの何割増も愛らしいというのに!
そんな姿で無防備にも転びそうになった花々里を支えて、どさくさ紛れに無理矢理抱き上げた時、俺は自分を抑えるのにかなり一杯一杯だったんだ。
だって花々里は下着を身につけていなかったからね。
それに気付いた瞬間、俺がどれだけ動揺したかなんて、キミは思ってもいないんだろうな。
さすがに下は履いているようだったけれど、上がないから……柔らかなふくらみの感触がね、その……結構しっかりと手に伝わってきて……。
花々里は妙なところで真面目なところがあるから。あれにしたってきっと、単に和装にブラは合わないとか考えてのことだったんだろうけど。
濡れてしまったら浴衣の布地が肌に張り付いて良くないかも?とか考えられない無防備なところが、何ともキミらしいというか。
それが可愛くもあり、同時に他の男の前でもそうなんだろうか?と考えさせられて、妙に落ち着かなくなってしまったんだ。
花々里は俺の許嫁なのに、って。