そろそろ喰ってもいい頃だよな?〜出会ったばかりの人に嫁ぐとか有り得ません! 謹んでお断り申し上げます!〜
それを促されるままに呆然と見つめた私は、さっきまで幾何学模様だった待受画面が、驚き顔の間抜けな私と、やけに色っぽい頼綱のツーショットになっていることに瞳を見開いた。
しかも何やらハートの加工済みとかっ!
悪ノリしすぎです、頼綱さん!
「俺のもお揃いにしておいたからね。――早々に約束が果たせて何よりだ」
とっても嬉しそうな頼綱の笑顔に、私はショックのあまり、口をパクパクさせるばかりでうまく言葉が紡げない。
オロオロしながら元に戻そうと画面を必死にいじってみたけれど、なにぶんスマホ初心者の私。
当たり前だけど――。
解除の仕方が分かりません!
しかも何やらハートの加工済みとかっ!
悪ノリしすぎです、頼綱さん!
「俺のもお揃いにしておいたからね。――早々に約束が果たせて何よりだ」
とっても嬉しそうな頼綱の笑顔に、私はショックのあまり、口をパクパクさせるばかりでうまく言葉が紡げない。
オロオロしながら元に戻そうと画面を必死にいじってみたけれど、なにぶんスマホ初心者の私。
当たり前だけど――。
解除の仕方が分かりません!