そろそろ喰ってもいい頃だよな?〜出会ったばかりの人に嫁ぐとか有り得ません! 謹んでお断り申し上げます!〜
まるで我が家で愛用している〝牛乳石けん〟みたい。
お母さんがよく口ずさんでいた、「牛乳石けん良い石けん♪」という歌を鼻歌まじりにつぶやきながら、モフモフと正体不明の脳みそをニギニギしながら柔らかな泡を立てていたら「花々里?」と怪訝そうに声をかけられた。
いけないっ。
私、コレで頼綱の背中を流すんだった!
「し、失礼しますっ」
ふわふわ越しとはいえ、異性の肌に触れるんだと思うと変に緊張してきてしまう。
ギュッと目をつぶって泡まみれの柔らか脳みそを彼の背中に押し付けた。
なるべく見ないように気をつけながら、サワサワとそれで頼綱の背中を撫でさすりながら、それでも我慢できなくなって、「あの……」と呼びかける。
お母さんがよく口ずさんでいた、「牛乳石けん良い石けん♪」という歌を鼻歌まじりにつぶやきながら、モフモフと正体不明の脳みそをニギニギしながら柔らかな泡を立てていたら「花々里?」と怪訝そうに声をかけられた。
いけないっ。
私、コレで頼綱の背中を流すんだった!
「し、失礼しますっ」
ふわふわ越しとはいえ、異性の肌に触れるんだと思うと変に緊張してきてしまう。
ギュッと目をつぶって泡まみれの柔らか脳みそを彼の背中に押し付けた。
なるべく見ないように気をつけながら、サワサワとそれで頼綱の背中を撫でさすりながら、それでも我慢できなくなって、「あの……」と呼びかける。