天空の姫Ⅲ ~二人の皇子に愛された娘~
出会いの場所で
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【魔界】
月影は新月の日に罪を認めた。
母上を殺したのは月影だ。
まさに絶望に立たされた紅蓮は虹彩樹の庭にいた。
「…」
虹色の花を見て、過去を懐かしんだ。
…白蘭、なぜ会いに来ない。私を愛しているといっただろう?私の妻にもう一度なると言っただろう?
『「すぐに行くから待っててね!遅いとか言って先に帰ったら嫌いになるから」』
「…すぐとはいつだ?…遅すぎる」
白蘭を亡くし落ち込んだ時は朱雀が、この庭から救い出してくれた。その朱雀も今はいない。
「どこに行った…朱雀」
【魔界】
月影は新月の日に罪を認めた。
母上を殺したのは月影だ。
まさに絶望に立たされた紅蓮は虹彩樹の庭にいた。
「…」
虹色の花を見て、過去を懐かしんだ。
…白蘭、なぜ会いに来ない。私を愛しているといっただろう?私の妻にもう一度なると言っただろう?
『「すぐに行くから待っててね!遅いとか言って先に帰ったら嫌いになるから」』
「…すぐとはいつだ?…遅すぎる」
白蘭を亡くし落ち込んだ時は朱雀が、この庭から救い出してくれた。その朱雀も今はいない。
「どこに行った…朱雀」