私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
その日の夕方。
就業時間直前、実験シャーレの後片付けをしていると鈴鹿先生が私の隣にやってきた。
「くるみちゃん、ちょっといい?」
「はい、なんですか?」
「あのね、結婚が決まったタイミングで言うのも何なんだけど」
鈴鹿先生は言う。
「いや、私は結婚は……」
私が結婚を否定しようとしたとき、鈴鹿先生が告げたのは、予想外の言葉だった。
「正式にうちの研究補助員にならない?」