私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~

 私は帰ってからずっと修が『彼女じゃない』って言ったことを反芻していた。
 それに、あの修といた女性たち……。大人っぽくて綺麗な女性たちだった。

 そんな女性たちが、明らかに私が修の彼女じゃないって聞いてほっとしてた。

 あれってどう見ても、彼女たちは、修のこと好きなんだよね。
 で、今日は夜勤で……あの人たちと修はずっと一緒なんだよね……。

―――私よりはるか長い時間……。夜の間ずっと……。

 そう思うとなんだか落ち着かなくなって全然眠れなかった。
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