私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
14章:愛してる
タクシーの後部座席で、隣に座る修が私の手をキュッと握る。
そんなことをされれば、すでに火照っていた顔がさらに熱くなって、冬にもかかわらずタクシーの窓を開けたくなった。
さっきの飲み会で芦屋先生や鈴鹿先生はお酒に弱いと思っていたが、彼女たちは酔っぱらってからもさらに何杯か飲んでいて、私もそのペースにつられたせいか、思っていた以上に自分も酔っていたことに気づく。
だから今、顔が熱いのも、胸がドキドキするのも、全部酔っぱらっているからだ。
やっぱりまだ私は修が好きだ……と自覚したからじゃない。
そんなことをされれば、すでに火照っていた顔がさらに熱くなって、冬にもかかわらずタクシーの窓を開けたくなった。
さっきの飲み会で芦屋先生や鈴鹿先生はお酒に弱いと思っていたが、彼女たちは酔っぱらってからもさらに何杯か飲んでいて、私もそのペースにつられたせいか、思っていた以上に自分も酔っていたことに気づく。
だから今、顔が熱いのも、胸がドキドキするのも、全部酔っぱらっているからだ。
やっぱりまだ私は修が好きだ……と自覚したからじゃない。