私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
「ふぇ……」
いつの間にか泣いていて、身体はガタガタ震えていた。
修はそんな私の涙を自分の唇で拭うと小さく息を吐く。
「怖がらなくていい。今日は最後までしないから。ただ……」
次は優しくキスすると、そのまま唇を耳元に落とし耳を舐める。それから首筋にもキスを落としだした。首筋、鎖骨、それから、指、手、腕と、何回も何回もジクリと吸われるたびに身体が跳ねる。
「やっ、も、もう、ひゃっ! あ、変なことしないでっ……!」
反抗しても全然取り合ってもらえなくて、服を捲られ、背中に、お腹にもキスを落とされた。
「俺のものってシルシ、全身につけるまでやめない」
「なに……なんでぇっ……んんっ!」
甘ったるい声が鼻に抜ける。
次の瞬間、修の熱っぽい目と目が合う。また身体が跳ねて、涙がにじんだ。
もう見られたくなかったし、こんな変な声も聞かせたくなかった。
―――もうこれ以上されたらだめだ。