私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~

 でも目の前の修が怒ってて、私は怖くなる。

「……なに」
「責任取っていく」
「どういう……意味?」

 修はそう言うと、ギラついた目つきで私を捉えて口を開いた。

「男はね、おいしそうな女が目の前にいれば、食いたくなるんだ」

(食べるの⁉)

「私っ! おいしくなんてないよっ⁉」

 思わず叫んで、身体を動かそうとする。
 しかし、両手が掴まれたままベッドに固定されていることに気づいて、身体は全く動かない。代わりに、身体がぶるぶる震えだした。

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