私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~

 涙目で修を見ても、修は全く様子が変わらない。
 いつもの修に戻る気配はなかった。

「修、は、離して」
「男のこと、ちゃんと教え込むまで離さない」
「じゃ、じゃあ、せめて普通のキスして抱きしめて……」

 どんなふうにされても、修にそうされれば大丈夫だと思った。

 修の愛情を信じられるって。

 修は無情にも、「だめ」と言って、私を絶望に突き落とす。

「くるみを傷つけるのも、食べるのも……俺だけだ」

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