私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
食べ終わると、私は食器を洗う。すると修も隣に立って一緒に洗い始めた。
私は洗い終わる前、息を吸って口を開く。
「お、お祝い会のことだけど、やっぱり中止にしてもらおうよ」
「なんで?」
「だって、変だよ。あんな嘘でみんなまで巻き込んで」
「嘘じゃない」
修は私の手にある食器を取ると、隣に置いた。
そして私の手を握る。
「くるみは俺以外と結婚できるのか?」
「無理。だけど修とはもっと無理」
私はできる限り冷静に返した。
すると、修は冷たく笑う。