私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~

 少しお腹が膨れてくると、私は一度食べるのをやめて修の方をちらりと見る。

 修は食べるのもそこそこに私の方ばかり見ていた。

「修は食べないの?」
「食べてる。でもおいしそうに食べてるくるみみてるほうが幸せだし」
「なっ……!」

 私はその言葉に、声を詰まらせる。

(なんなの……! あ、もしかして酔ってるの……?)

 本当に酔っていたとしても、その言葉が嬉しいって思ってる自分がいて恥ずかしくなる。

(だめだ、何考えてるんだ……私! 相手は修だぞ!)
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