私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
「この前打ち合わせで直接会ったけど、ほんと、変わったよ。結婚して子どもできて。あんな須藤はじめて見た」
修はそう言って、じっと私を見つめる。
「そ、そうなんだ」
私はなんだか居心地が悪くなって、ワインをグイっと飲んでしまう。
あ、ヤバイ。くらっとした。
そう思った時ーーー
「俺も、くるみとそういう家庭を作りたいと思ってる」
真剣なまなざしで修が言う。
私はそんな修から目が離せなくなってしまった。