私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
「うーん、須藤先生があげはちゃん溺愛してて、あげはちゃんもなんだかんだちゃんと受け入れてると言うか……はぁ、うらやましい……」
最後のため息交じりの本音っぽいものは聞かないことにして、話しを進める。
「やっぱり須藤先生のこと、ちゃんと支えてあげてるんですよね」
やっぱり忙しい男の人を支えるのが仕事だよね。
私にはその度量もない。今の仕事を正規になって続けるならなおさら。
そこも、聞いてみたかったのだ。