私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
「あのっでもそれだけじゃいられないことも……男の人と付き合ったり、結婚したりするとありますよね……」
私は消え入りそうな声で言った。
これが、実は一番相談したい事だった。
「それだけじゃいられないって……?」
そう聞いたのに、芦屋先生は私の顔を見てニヤリと笑うと、「あらぁ、赤くなってかわいい。つまり、夜のことね」とはっきり言った。
「なんでわかるんですかっ!」
「わかるわよぉ! ああいうタイプは相手大変そうだもん。毎日何回もさせられて、大変、とか?」
「まさかっ。し、してません……!」
私は叫ぶ。「っていうか、なんで子ども作る以外であんなことしないといけないんですか⁉」