私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
(うそだぁああああああああ!)
そう叫ぼうとしたときに、修は加える。「もう完全に理性崩壊してたし、本当はもう少しステップアップしたかったけど、くるみへの思いだけで堪えた」
「うぐぅっ……!」
確かに、胸に触られはしたが、それ以外に触れられることもなかったし、もちろん最後までしていない。
ステップアップの内容がもう想像できてしまって泣きそうになった時、お腹が、グゥウウウウウウウ! と豪快に音を立てた。
(そう言えば、夕ご飯も食べてなかった!)
あまりのお腹の音の大きさに恥ずかしくなって、下をぐっと向くと、
「お、おなか減った! もう限界!」
「ハハ、そうだな。もう深夜だ」
そう言って修は私の頭を軽く叩いた。