私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~

「なんか……元気だね?」

 修、疲れていたよね?
 本当に毎日忙しそうだし……。


 私が修の顔を見つめると、修は目を細めて私を見る。

「……くるみといるだけで元気になる」
「ほんとに?」
「あぁ」

(本当にそうなら嬉しいけど)

 修の手が愛おしそうに私の髪を撫でる。
 それから唇に優しく触れた。

「だからもう一度、キスさせて」

 私は返事の代わりに目を瞑り、修は私の唇にキスを落とした。
< 311 / 388 >

この作品をシェア

pagetop