私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~
25章:覚悟
朝、額に柔らかな感触がして、きっと修がキスしてきたんだと思ってふふっと笑うと、うっすら目を開けた。
目の前には予想通り修がいて、私はまた笑う。
「おはよ」
修は私を見て愛おしそうに目を細めると、何度か遊ぶようなキスをしながら、ルームウェアの中に手を入れた。
「んんっ……!」
「もう、反応してる?」
「やぁっ!」
(またこの人は朝から!)
そう思うのに、触れられた場所から熱がこもって、やっぱり少しずつのぼっていく感覚がする。
発散できない熱に苦しくなってはくはくと息を吐いたら、その息すらキスして飲まれて、引き込まれた。
「気持ちいいところ、もっと教えて」
「あ、んんっ……! ぜ、ぜんぶっ、……だからっ! もぅっ……!」
「かわいいな」
修が耳に舌を入れ、聴覚までもが刺激される。
たまらなくなって修の背中に腕を回すと、修は嬉しそうに微笑んだ。