私、今度こそあなたに食べられません! ~戻ってきた俺様幼馴染ドクターと危ない同棲生活~

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「朝から何考えてんの!」

 私はむすっとしながら朝の食卓に着いていた。
 いつの間にか修が朝食まで用意していたらしく、テーブルの上にはトーストとサラダ、フルーツとコーヒーが行儀よく並べられている。

「ごめんごめん。でも、少しでも慣らしておきたくて」
「なんのことよっ!」

(なんだ慣らすって!)

 私が真っ赤になって叫ぶと、修は、目を細めて私を見てから口を開いた。

「だから、週末あけとけよ」
「週末?」

 『だから』ってなんだ?

 私は食べていたトーストをお皿の上に置くとカレンダーに目をやる。

 週末何かあったっけ?
 そう思って修を見ると、修はまじめな顔で言った。

「二週間たつ。プロポーズの返事」
「……あ」

「くるみがプロポーズ受けるなら、その日、俺はくるみを抱くから」

 その言葉に、顔がカァッと熱くなった。
 修をちらりと見ると、修は余裕の表情で私を見ている。

(この人は、ダメだったらって想像しないの?)
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